ナイジェリア:港湾・ターミナル内における汚職の防止
このたび国際P&Iグループ(IG)が海事腐敗行為撤廃ネットワーク(Maritime Anti-Corruption Network: MACN)より入手した添付通達によると、MACNはナイジェリアに寄港する船舶に対し、ナイジェリアのPort Standing Task Team(PSTT)による寄港状況把握のため、寄港前に通知を行うよう求めています。
MACNの取組みは、寄港船舶及び船会社に対し、港湾保険当局、入国管理官、税関、または船舶の乗船及び検査に関わる団体に対する贈り物や金銭の支払いを禁じるナイジェリア政府の方針に対応しています。
添付通達内のPSTTへの通知に関するガイドラインは全ての船舶に関連するものですが、MACNのメンバーは併せてMACNヘルプデスクにも通知を行う必要があります。
船長・船主が使用可能なPSTTの連絡先は以下のとおりです。PSTTへ連絡する際は下記全てのアドレスにメールを送付してください。
メールは下記の体裁で送付してください。
題名:船名 (XXX) - IMO番号 (XXXXXXXX) – 寄港先の港湾・ターミナル名 (XXXX)
本文:船名
IMO番号
寄港先の港・湾・ターミナル名
到着予定時刻(ETA)
前寄港地
次寄港地
現地代理店の名称・連絡先
また港湾サービスサポートポータル(https://pssp.ng/#/)では、港湾サービスに関する問い合わせを受け付けております。
※本記事の英語原文は以下リンクをご参照ください。