ガーナ:COVID-19ワクチン接種義務化
ガーナの当クラブコレスポンデントTCI Ghana/Eldvedt & O’Sullivanより、同国の新型コロナウイルスワクチン接種義務化に関する情報を入手しましたのでお知らせいたします。
ガーナに寄港する船舶が検疫済証の発行を受けるためには、船員及び乗客が新型コロナウイルスワクチン接種済であることを証明するか、錨地で未接種者にJohnson & Johnson社製ワクチンの接種を受けさせなければいけません。また、ガーナ保健局(Ghana Health Service)はワクチン未接種の船員や乗客を乗せて寄港した船舶に対し、未接種者一人当たり3,500米ドルの過怠金を科す予定としており、2022年2月末もしくは3月初頭に施行されるとみられています。
ガーナへの寄港を予定している場合、船員及び乗客のワクチン接種状況を事前に確認することをお勧めいたします。また、国際海運会議所(International Chamber of Shipping)が国際P&Iグループ(IG)協力のもと発行した「新型コロナウイルス(COVID-19):船員のワクチン接種から生じる法的責任及び保険の問題 第2版」では、ワクチン接種に関するアドバイスや、船員に対しワクチン接種を義務付けられるかどうかの見解を掲載しておりますので、併せてご参照ください。
※本記事の英語原文は以下リンクをご参照ください。