
Steamship Mutual
Published: September 13, 2024
クラブのマネージャーより、当クラブの日本におけるビジネスについての最新情報をお知らせいたします。
クラブにとって日本の海運市場は非常に重要な位置付けであり、この地域でのさらなる成長を支えるため、今月より津久井亜紀氏がシンガポールオフィスにてクラブに加わることとなりました。津久井氏は日本国籍で、イングランド及びウェールズ法廷弁護士資格を有し、UK P&Iクラブでの経験を活かし、特に日本およびアジア市場に焦点を当てた広範な知識を有しています。同氏は、クラブの東京およびシンガポールのチームと密接に連携し、クラブの他のグローバルオフィスとも協力しながら、日本向けサービスのさらなる発展を図り、クラブ全体のメンバー様へのサポートに貢献していく予定です。
さらに、Tom Davies氏がGardからクラブに加わり、日本におけるビジネスに注力していくことをお知らせします。Davies氏はイングランドおよびウェールズ法廷弁護士資格を持ち、11年間のP&Iクラブでの経験と、国際法律事務所での8年間の実務経験を有しています。Davies氏はロンドンから移住し、東京を拠点に活動する予定です。
津久井氏とDavies氏は、東京、シンガポール、ロンドンにあるEastern Syndicateチームにさらなる経験と知識をもたらし、クラブの総トン数の44%を占めるこの地域での活動を一層強化します。当クラブは、両氏を日本のメンバーやブローカーの皆様にご紹介できることを楽しみにしています。
今後2か月にわたり、津久井氏とDavies氏は日本を訪問する予定であり、それに加え、クラブのCEOであるJonathan Andrews、Eastern Syndicateの責任者Rohan Bray、CCOのPeter Hulyer、シンガポールCEOのJamie Taylor、ロンドンのUnderwriting DirectorのSuumit Madhu氏も、日本のメンバー様やブローカー様を訪問し、東京および今治でセミナーやワークショップを行う予定です。
さらに、当クラブの日本における代表である荒金弘二氏が、クラブでの4年間の勤続を経て、今後2か月以内に退任する決断をされたことをお知らせいたします。荒金氏は、海上保険業界で長いキャリアを持ち、当クラブの日本でのプレゼンス確立に大きく貢献し、この重要な市場における関係構築に尽力しました。クラブおよびメンバーを代表して、荒金氏の多大なる貢献と献身に感謝し、今後のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。日本における代表の後任は近日中に発表される予定です。
Steamship Mutual(バミューダ)の会長であるDoris Ho
氏は、「Board of Directorsを代表して、荒金氏が日本のメンバー様との密接な関係を築き、クラブの発展に大きく貢献されたことに感謝し、退任後のご活躍をお祈り申し上げます」と述べました。さらに、Ho氏は「Board of Directorsの多くのメンバーが日本市場と深い関係を持ち、クラブの日本におけるビジネスの発展を強く支持しています。2019年に続き、再び日本でのBoard 会議を開催できることを楽しみにしています」と述べました。
